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ぶどうの学校の様子

平成26年度 ぶどうの学校の様子

第1回(開校式)平成26年4月13日(日曜)晴れ 出席者数 43名
きょうの作業:ビニール被覆、除草作業、藁敷き

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4月6日のぶどうの学校受講説明会の様子です。学校説明や諸注意、担当する樹は抽選で決定しました。
この後、神戸農業改良普及センターの山谷氏より、ぶどうの栽培技術について詳しい説明があり、皆さん熱心に聞かれていました。

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第1回目の作業は、ビニールの被覆作業です。
ビニール被覆することで、降雨に左右されず作業を適期に実施でき、又病気の発生を防ぐことができるため、結果的に果実品質が良くなります。

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ビニール被覆の後は、除草作業と藁敷きです。
藁は根を守り、草を抑え、病気を防ぐために敷きます。

第2回 平成26年5月4日(日曜) 晴れ 出席者数 46名
きょうの作業:芽かき作業、除草作業

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5月になり、新芽がどんどん出てきました。いよいよ本格的な作業のスタートです。
今日の作業は芽かき作業です。この時期に行う芽かきは、陰芽(芽かどうかわからないような芽)や副芽(はっきり芽であるとわかる芽の横から出ている芽)など、極端に生育の遅い芽や、極端に生育の進んだ芽も取り除きます。「芽の成長にはばらつきがあります。立派な枝や花穂を見ると、残したくなりますが、なるべく成長段階のそろった芽を残すようにすることで、後の作業を効率良く進めることができます。一度、全ての芽を落としてしまうと、その結果母枝からは二度と芽は出てきません。樹とは何十年もつきあうつもりで、作業を進めてください」と説明がありました。

第3回 平成26年5月11日(日曜) 晴れ 出席者数 43名
きょうの作業:芽かき作業、除草作業、新梢管理

ぶどうの学校の様子
前回に続き今回も芽かき作業です。
最初に見本樹で、現在の生育状況と今日の作業について説明がありました。
「樹によっても生育状態にばらつきがありますし、1本の樹でも主枝から出た芽の大きさは、まちまちで生育に違いが見られますが、全体に成長具合が同等くらいのものを残します」と説明がありました。

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生育が進んでくると、花穂の状況でも芽かきの判断を行います。
まず、花穂の奇形(穂先が二股、扁平など)を確認後、生育の悪い枝や芯の止まった枝、花穂が奇形の枝、花穂の角度(上向き)の枝はかき取ります。
花穂の形が良く、花穂は下向き、横向きの新梢は残すようにします。

ぶどうの学校の様子 「藁を敷くと灌水チューブが隠れてしまいます。除草作業の時にチューブを鎌で傷つける ことがないように気をつけてください」と注意がありました。
 既に、傷ついて水が漏れているところがあります。 皆さん、気をつけてくださいね。

第4回 平成26年5月18日(日曜) 晴れ 出席者数 48名
きょうの作業:芽かき、新梢管理、整房

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先週に続いて、今回も芽かき、整房、新梢管理の作業を行いました。
樹種によっては生育に差がありますが、花房が出ていない間は、芽かきは一度に落とさず様子を見ながら行います。結果母枝から花房が期待出来ない場合でも来年のために主枝に近い芽は残します。

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結果母枝から旺盛に伸長し、生育が同じくらいの枝が出ている場合は、誘引しやすい方の枝を残します。
先週と同じように、副芽・陰芽は除きます。
蔓は色んなところに巻き付くので、早めに取っておきます。

第5回 平成26年5月25日(日曜) 曇り 出席者数 50名
きょうの作業:芽かき、新梢管理、誘引、整房

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生育が旺盛になってきました。これからの管理がとても大切です。
先週に引き続き、わき芽や不要な枝を落として、一つの結果母枝に一つの枝を残します。花房も最終的には一つにしますが、ジベレリン処理を適期に行うためにも生育状況が同じものを残す必要があるので、もう少しようすを見ながらでもかまいません。花房の車は先端から12〜15ほど残し、後ははさみで落とします。

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伸びてきた枝はバインド線で軽く固定しながら誘引します。
誘引したい方向に枝が伸びていない場合は、両手で枝をねじりながら誘引していきます。無理に引っ張ると折れるので、注意しながら行って下さい。

第6回 平成26年6月1日(日曜) 晴れ 出席者数 48名
きょうの作業:芽かき、新梢管理と誘引、整房、ジベレリン処理(紫玉のみ)

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今回も芽かき、整房、新梢管理の作業です。新消がずいぶん伸びてきました。
葉を14〜15枚ほどになったら、先端は落とします。
隣の枝と平行になるように誘引します。又、花房が、上を向いている場合は、下向きになるよう調整して下さい。房も大きくなりました。
クルマは15ほど残して他は落とします。
最終的には10ほどにしますが、今は房の生育を見ながら作業を行いましょう。

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今日は、収穫時期が早い品種(紫玉)のジベレリン処理をおこないました。大粒系の場合ジベレリン処理は、花の満開から3日後に行います。1回目は種をなくすことが目的です。
灰カビ病やジベ焼けの原因になるので、房についた花殻は必ず取ってから液につけて下さい。
ピオーネと藤稔は6月4日に実施します。

第7回 平成26年6月8日(日曜) 晴れ 出席者数 46名
きょうの作業:芽かき、新梢管理、誘引、整房

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ジベレリン処理後、成長が著しいです。
「房のクルマ数もはっきりわかると思うので、整房をきちんと行って下さい。
決して欲を出さないことが良いぶどうを作るコツです。今、形の良い房は決して良いぶどうにはなりません。毎回言いますが、落としてナンボの世界ですから、摘粒をきちんと行って下さい」と説明がありました。

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摘粒作業の他には、新消の誘引も行って下さい。
巻き蔓が防鳥ネットに絡まると、蔓が取れなくなり、ネットが破れることもあります。そうなる前にきちんと止めて、芽かき、蔓取りも同時に行って下さい。
6月いっぱいは、この作業が続きます。
来週は2回目のジベレリン処理を行います。

第8回 平成26年6月15日(日曜) 晴れ 出席者数 50名
きょうの作業:芽かき、新梢管理と誘引、整房、ジベレリン処理

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「3品種とも1回目のジベレリン処理が済んで、先週に比べると、さらに生育がすすんできました。これからますます摘粒作業が忙しくなりますね。摘粒も大事ですが、防鳥ネットに巻き蔓が巻き付かないよう、摘芯、わき芽取り、誘引作業もきちんと行い新消管理をして下さい。今日は、2回目のジベレリン処理作業を行います。1回目は種抜きが目的でしたが、2回目は肥大が目的です。」

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「もう既にジベレリンカップに入らないほどの房もあります。これからますます大きく肥大してきますので、摘粒をしっかりしておいて下さい。摘粒作業が不十分だと、クルマから裂けてその部分から腐ってきます。そのようなことがないように注意して下さい。」とのお話がありました。

第9回 平成26年6月22日(日曜) 雨時々曇り 出席者数 45名
きょうの作業:芽かき、新梢管理、誘引、整房

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今日は、あいにくの雨模様です。しかしぶどうの生育はまったなし!週を追う毎に粒が大きくなってきます。「袋かけ作業までには摘粒作業を必ず終えて下さい。放っておくと大きくなりすぎて袋に入らなかったり、粒が込みあってつぶれてしまいます。摘粒は奇形や裂果、小さい粒、内向き、上向き、下向きの粒等を落としていきますが、全体のバランスを見ながらおこないましょう」と説明がありました。

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説明後は、それぞれ作業開始です。
雨の中、受講生の皆さんは一生懸命摘粒作業に取り組まれていました。はさみが入らないほど果粒の込みあった房はどうしたらいいでしょうか…?の質問に岩坂さんが、特別な方法を伝授されていました(内緒ですが…)

第10回 平成26年7月6日(日曜) 曇り時々雨 出席者数 48名
きょうの作業:芽かき、新梢管理と誘引、整房

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今日の作業は、袋かけの予定でしたが、摘粒が出来ていない房が多いので、予定を変更して摘粒作業の最終日とし、袋かけは来週に延期となりました。摘粒が不十分な房は、もうカチカチです。はさみの先でさえ入りそうにありません。
「ピオーネであれば約50粒、紫玉・藤稔は45粒前後になるように摘粒して下さい。袋をかけた後さらに肥大します。
そうなるとクルマ毎裂けて、その部分から傷んできます」と説明がありました。

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皆さんが摘粒作業を終えると、袋かけの前に防除をします。散布する薬剤はフルピカとパダンです。もうすでにうどんこ病の発生が一部で見られますので、出来るだけ早く散布します。
袋をかけた後はベト病防止のため葉にボルドー液を散布します…との連絡もありました。

臨時2回目 平成26年7月13日(日曜) 雨のち曇り 出席者数 46名
きょうの作業:袋かけ

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ぶどうの学校の様子昨晩から降った雨が朝まで残ってしまいました。
雨のため今日の袋かけ作業説明は農機具展示庫で行いました。
収穫の早い品種(紫玉)ではもう色づき初めて来ました。
各自、袋数を確認後、袋かけ作業を行い今日の作業は終了しました。後は、収穫を待つばかり。
この2ヶ月間、本当にお疲れ様でした。8月の収穫は各自自由に適期を判断して行って下さい。
次回、ぶどうの学校は9月7日(日曜)です。

第11回 平成27年1月11日(日曜) 曇り 出席者数 32名
きょうの作業:剪定作業、バインド線除去、雑草整理

新年あけましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願いします。27年の最初のぶどうの学校です。
収穫を終え、葉も落ちて枝だけになったぶどうの樹は、新しい年の実りの準備のため剪定を行います。
良いぶどうを作るためには、母体となる丈夫な樹をつくらなければなりません。
必要な芽だけを残して枝を切っていくことで、日当たりを良くし今年、来年と続く丈夫な樹をつくる準備を始めます。

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「剪定作業は樹液が止まった冬場の時期に行います。12月上旬頃はまだ、樹液が出てくるので避け、12月下旬〜1月中に作業を終えるようにします。剪定は結果母枝(1年枝)を1〜2芽残して枝を切り落とす短梢剪定を行います。
剪定法としては6芽ほど残す長梢剪定もありますが、ここの園では短梢剪定を行います。」との説明があり、その方法について実技指導がありました。
「この先も長く付き合っていく樹ですから、将来樹がどのように伸びていくかを考えながら、剪定作業を行ってください」と説明がありました。

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見本樹での説明の後、誘引時にとめたバインド線をはずし、受講者の方には、粗剪定を行っていただきました。その後、除草の片付けと剪定した枝の片付けを行いました。今年のぶどうづくりに向けて着々と準備が進んでいきます。
今年も良いぶどうがたくさん収穫出来ますように・・・と思いを込めて剪定作業が終了をしました。

♪次回は施肥講習会と閉校式です。是非、ご参加下さい。お待ちしています。♪

第12回 平成27年1月18日(日曜) 晴れ 出席者数 38名
きょうの作業:施肥作業、園内片付け

26年度ぶどうの学校も、いよいよ閉校式となりました。
昨年からカリキュラムに組み入れられた施肥講習会の後、閉校式が行われました。
「楽農生活センターのぶどう園は防根シートが、ぶどうの樹の根元に入っています。防根シート内に肥料を撒くようにして下さい」と説明がありました。今年も、ぶどうの学校で使用した肥料は、ゴールデン有機、FTE、と牛糞堆肥でした。

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ぶどうの学校の様子「害虫や菌を越冬させないため、敷き藁等を取り除いた後、肥料を散布します。化学肥料は粒子が細かく、堆肥は粒子が粗いので、化学肥料から先に散布します。散布する範囲は防根シート間全体です。肥料は細い根から吸収するので全体に広げて下さい。化学肥料を散布した後、堆肥を散布し、備中鍬で軽くかじいて、土と肥料を混ぜて下さい」と説明がありました。説明を聞いた後、受講生全員で作業にかかりました。

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施肥講習会終了後、閉校式が行われました。
室山代表から「全行程13回と臨時2回の15回のご参加、ご協力ありがとうございました。昨年はアライグマの被害がありましたが、今年は例年にない雨が8月に降り品種によっては裂果といったこともありました。しかし原因は雨だけではないと思います。整房、摘粒がきちんとできていなかったことも原因の一つかと思います。」との講評がありました。

ぶどうの学校の様子受講生の方からは”本でしか学べなかったことが実際に体験できて本当にありがたかった” ”もっと裏方でやって頂いていることを見学したい”といった意見やお礼の言葉がありました。受講生の皆さん1年間本当にお疲れさまでした。

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