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■第23回 冬越し野菜の防寒対策
 冬になると降霜と低温のために、一部の冬野菜を除いてはよい野菜がとれません。また、冬から早春にかけては、温度不足のため播種してもほとんどの野菜が発芽しません。そんな中で野菜栽培をするためには、防寒対策が欠かせません。

 防寒方法としては、[1]べた掛け(不織布、割繊維不織布などを直接葉の上に覆う方法)。[2]被覆フイルムでトンネル状に覆う。[3]寒冷紗によりトンネル状に覆う。[4]よしず等で北側に片屋根式にかける等々の方法があります。

 [1]はコマツナ、シュンギクなどは、通常の露地栽培よりはるかに生育がよく、冬でも良質の物が得られます。[2]は春まきのコカブやニンジンなど、春植えの果菜類などの生育を促進し、早どりに有効です。[3]は作物の生育はやや遅くなりますが、トンネルの上から灌水ができ、また、トンネル内が蒸れることがないという利点があります。[4]は昔からの方法で寒冷紗より保温力は優れています。

冬越し野菜の防寒対策


山崎 敏行

山崎 敏行(やまさき・としゆき)

兵庫楽農生活センター 参与

  1947年  多可町八千代区
  1968年から、農業改良普及員として農家を指導
  2007年3月 西脇農業改良普及センター所長を最後に退職

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