安全・安心な農産加工品づくり

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■第3回 簡易製造記録様式はこうして誕生した(3)
 苦労して立ち上げたグループです。
 生き残るためには・・・

「『この漬物の原料は、○○高原の大根を・・・・・』と、商品の生い立ちについて消費者に説明できる?」と尋ねると、全員下を向いてしまいます。
「なぜ、できないの?」と改めて尋ねると、
「自信がない。」

 自分たちが作ったものだけど、改めて他人に説明するということになれば、自信がないということのようです。

 それではということで、生い立ちを説明できるようになるためにどうすればよいのかをグループ員全員で話し合いました。結果、自分たちが安全・安心を確認しながら製造に関われたら、自信をもって説明できるのではないかということになりました。

 そこで、私は製造工程の管理記録を作ろう。また、その記録を保存しようと提案しました。

 ところが皆は気のりしません。

 グループ員の一人が「加工品を作るたびに、白紙の用紙に製造工程の全てを記録するとなると大変。そんなことはできない。」と声をあげると皆もうなずいています。

 さあ大変!!
でも言われてみれば、作業しながら記録を残すというのは大変なことです。

 そこで、私は、誰でも気軽に手軽に取り組める製造工程管理記録様式の考案を思いつきました。


高階 智世

高階 智世(たかしな ともよ)

兵庫県但馬県民局地域振興部和田山農林振興事務所八鹿農業改良普及センター
農業普及指導員(農村生活)

兵庫県西脇市生まれ。養父市在住。
1981年 兵庫県生活改良普及員となる。
北淡路、加古川、西脇、宝塚、和田山、豊岡農業改良普及センターの普及指導員を経て
2005年から 八鹿農業改良普及センター 普及指導員。

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