安全・安心な農産加工品づくり

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■第2回 簡易製造記録様式はこうして誕生した(2)
 ある農産加工グループの代表者から打ち明けられたクレームへの対応、普及指導員としての活動が始まりました。

 幸いこの時は健康被害がないことが確認でき、消費者も了承いただきました。

 それからが大変です。二度と同じことが起きないように農産加工グループ員と改善への方策を見い出すために行動開始です。まず、クレームの原因となった加工品の製造状況を聞き取り、以前から収集していた製造工程管理記録様式に記入し、普及指導員から見たその要因と対策を整理しました。また、農林水産総合技術センターの研究員から専門的立場での指導助言も得ながら、加工技術・衛生管理技術の改善を徹底しました。

 この経験から私は、これからの時代は、消費者が納得できる加工品の製造情報を知らせると共に売れ残り商品をもれなく回収するシステムの確立が重要であり、農村の加工グループといえども、そのような対応ができるグループしか生き残れないと強く感じました。

 さあ、農産加工グループとして生き残るためのノウハウは・・・。

 次号に続く・・・。


高階 智世

高階 智世(たかしな ともよ)

兵庫県但馬県民局地域振興部和田山農林振興事務所八鹿農業改良普及センター
農業普及指導員(農村生活)

兵庫県西脇市生まれ。養父市在住。
1981年 兵庫県生活改良普及員となる。
北淡路、加古川、西脇、宝塚、和田山、豊岡農業改良普及センターの普及指導員を経て
2005年から 八鹿農業改良普及センター 普及指導員。

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