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| ■第50回 ホウレンソウの栽培 | ||
| 各種ビタミンや鉄分、カルシュウムなどに富む栄養野菜で造血作用もあります。健康を考えるうえでも重要な野菜の1つです。耐寒性はきわめて強く、0℃以下でも生育を続け、−10℃の低温にも耐える。しかし、高温には弱く、20℃以上になると生育が衰え、夏には育てにくい。酸性土壌では野菜のうちでもっとも弱いほうで、PH6.2以下ではほとんど育たないので、石灰施用による酸度の矯正が必要である。日長には敏感で日が長くなると「とう立ち」をする。ただし、品種間差が大きいので、長日期にはそれにあった品種選定をしなければならない。 石灰の量は1m2当たり150gを標準にするが、ホウレンソウを栽培して生育が悪かった畑やスギナの発生の多い畑では、石灰の量を300〜450g必要な場合もある。種まき前に1m2当たり化成肥料80gを施し土とよく混ざるように耕してから幅1mのうね幅をたてる。種まきをするときは、播種する溝は底面を平らにし種まきの前には十分灌水しておくことが大切である。 たねまきは2条のすじまきとする。1筋の蒔き幅は鍬の幅程度の広さにして、2cm四方に1粒くらいの間隔でタネをまく。種まきはやや厚まきとし、育ちはじめるのを見届けてから適当に間引きするのがよい。初めからあまり粗植になつていると育ちが遅れ、揃いがよくない。本葉1枚のころ3〜4cm間隔に、草丈が7〜8cmのころ5〜6cm間隔ぐらいに間引くと、株張りのよい、葉の厚い良品が得られる。間引きをしたあと、条間に肥料をばらまいて軽くクワをいれ肥料と土を混合する。収穫は早いうちから間引きながら順次収穫していく。
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