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■第47回 ワケギの栽培
 ワケギはネギの変種で、軟らかくて香りが強いので薬味やぬた用として重宝です。とう立ちしないので種子はとれないので、ラッキョウのように根元が小さな球になったものを種球として植え付ける。初めての場合市販の種球を買い求める。次の年からは自家の栽培していたのを利用する。栽培する畑は石灰、堆肥をまいて良く耕しておく。かぶ分かれが良くて質の良いワケギを取るには、堆肥を充分に与え肥料切れさせないようにする。元肥の量は1m2当たり堆肥300g、苦土石灰10g、化成肥料5gを施す。90cmのうねをたて,2条植にして15cm間隔に2〜3球ずつ植え付ける。植え付ける深さは、芽の先がわずかに地上にのぞく程度にする。追肥は葉が15cmぐらいの長さに伸びたころに、化成肥料をかぶの周りにばらまき、軽く土に混ぜる。その後も葉色や収量をよく観察しながら、適宣少量の追肥をする。追肥の量は1m2当たり、1回の量は化成肥料3g程度にする。収穫はたくさん株分かれして葉が十分軟らかく伸びたら順次収穫する。葉を折らないように株元から堀上げるが、湿っていれば指先を土中にさし込み、株分けするようにして収穫するのもよい。また地上部だけ取って利用すれば再び萌芽してくるので、2〜3回刈り取ることが出できる。

ワケギの栽培


稲垣 國昭(いながき・くにあき)

兵庫楽農生活センター 参与

  1940年 兵庫県三木市生まれ
  1962年 兵庫県職員として農業試験場勤務、以後農業指導に従事
  2000年 兵庫県職員退職
  2008年 現職

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