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■第46回 ゴボウの栽培
 ゴボウは繊維質に富み、胃腸の洗浄や良性の細菌を増やす効果があり、昔から薬草として利用していた。きんぴらゴボウ、筑前煮、精進揚げ、など、油と良く合う、また、みそ汁、さつま汁、などみそと良く合う野菜です。

 温暖な気候を好み、生育適温は20〜25℃で夏の暑さに耐えて生育し寒さに対しては地上部は3℃ぐらいで枯死するが、地下部は強く、良く越冬して春になると再び芽をだす。
根は深く伸びるので乾きには強いが、多湿には弱い。畑を深く耕して栽培することが大切である。

 ゴボウは連作を嫌うので4〜5年栽培しないところを選ぶ事が大切です。
種子の発芽には光が必要とするので、覆土は薄くする。種種10日前に苦土石灰あるいは消石灰を1m2当たり200g散布し、深く耕しておく。元肥は1m2当たり成分量で窒素3g、燐酸3〜4g、加里1gを全面に散布して土と良く混ぜ、うね幅75〜90cmで少し高うねになるようにうね立てを行う。

 種まきは種子を12〜24時間水に漬け2条のすじまきにする。種まき後6日間で発芽してくるので、それまでうねを乾かさないようにする。生育途中や間引き後に乾燥すれば、時々潅水を行う程度で良い。本葉が1枚展開してきたときに第1回目の間引きを行い、株間を3〜4cm間隔にする。その後15日目に第2回目を行い7〜8cmにする。追肥は生育に応じて2〜3回に分け、窒素2〜3g、燐酸2〜3g、加里1gを施す。

 収穫は早いうちから若ゴボウとして収穫し、大きく育ってからも冬を越して順次堀取り、長い間収穫を楽しむことが出来る。

ゴボウの栽培
ゴボウの栽培


稲垣 國昭(いながき・くにあき)

兵庫楽農生活センター 参与

  1940年 兵庫県三木市生まれ
  1962年 兵庫県職員として農業試験場勤務、以後農業指導に従事
  2000年 兵庫県職員退職
  2008年 現職

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