今週の農作業

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■第43回 ゴマ作りにチャレンジ
 ゴマは、血液中のコレステロールを低下させる働きを持つ、リノール酸を多く含んでいることもあって、人気食品の1つとなっています。また、「日照りゴマ」といわれるように、生育中は、高温で、日照の多い天候を好み、干ばつに対する抵抗性が強いと言われています。土地を選ぶことは少ないが極端な酸性土は向かない。その他は耕土深く排水のよいところがよい。連作すると「忌地」が現れて生育が悪く収量も少なくなる。また、立ち枯れ病も出やすい。

 気温が月平均24℃あれば3〜4ヵ月で収穫の出来る生育期間の短い作物です。また、種の播く期間(5月〜6月下旬)も長いことから、他の夏作物に失敗したときや輪作として作るにも便利な作物です。

 作り方はあらかじめ石灰を1m2当たり100g施し、耕し,土を細かくし、畝幅60〜75cmの畝を作る。肥料は燐酸の効果が高く、とくに「ようりん」を元肥に1m2当たり100g、化成肥料20〜30gを元肥と追肥に施すとよい。畦の中心に播き幅12〜15cmの平らな播きすじを切り、種をすじ蒔きする。種は細かいので3〜5mm程度の覆土をし、その上を平鍬で丁寧に押さえる。

発芽後は間引きが重要な作業で密集しすぎると茎葉が軟弱になり、倒伏し易くなり、花付き悪くなります。生育につれて間引きを繰り返し最終には15〜20cmの千鳥に1本立てとする。この場合、早く播くものは、生育が旺盛であるから、やや広くてもよいが、遅まきのものは草丈も低いので株間も狭く、株数の増加で増収を図る。

 環境がよければ、生育も進すみ成熟も揃うが、条件が悪いときは、下の莢が熟しても、上の方がまだ花が咲いている状態になる。このようなときは、草丈の4分の3程度を残して、その先を摘み取るようにすると上の莢も比較的早く熟します。収穫は下葉が枯れ、殻が応変し、2〜3個裂け始めてきたころに根元から刈り取り、図のように1週間ほど立てかけておくと追熟します。

ごま栽培図


稲垣 國昭(いながき・くにあき)

兵庫楽農生活センター 参与

  1940年 兵庫県三木市生まれ
  1962年 兵庫県職員として農業試験場勤務、以後農業指導に従事
  2000年 兵庫県職員退職
  2008年 現職

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